PostgreSQLクライアントとDBD::Pgをインストールする方法

DBD::Pgのインストールには、PostgreSQLのライブラリが必要。
libpqだけではDBD::Pgをインストールすることはできない。


README

       build, test, and install Perl 5         (at least 5.6.1)
       build, test, and install the DBI module (at least 1.38)
       build, test, and install PostgreSQL     (at least 7.2)
       build, test, and install Test::Simple   (at least 0.30)


1.開発用のサーバがある(OS,perlのバージョンが同じであること)
(例) PostgreSQL8.0.3 用のDBD::Pgを用意する場合

  1. PostgreSQL8.0.3インストール make installまで
  2. DBI(1.38以上)をインストール
  3. DBD::Pg 1.42をインストール - 2005/06/14時点の最新
  4. インストールしたDBI, DBD::Pgをまとめる
    1. su
    2. cd インストールしたディレクトリ(perl -V の@INCでPATHが出る)
    3. tar cvfz DBI_DBD.tar.gz ./DBI.pm ./DBD/Pg.pm ./auto/DBI/DBI.so ./auto/DBD/Pg/Pg.so
  5. libpqをまとめる
    1. cd pgsql/lib
    2. tar cvfz pgsql_client.803.tar.gz libpq*
  6. 4、5をクライアントサーバに展開する

備考 - PostgreSQL8.0.2からlibpqのメジャーバージョンがアップしているので注意(3 -> 4)


2.開発用のサーバがない
1を実機で実施する必要がある。
クライアントだけをインストールすることも出来るが、後々のバージョンアップ時などが面倒そうなので、普通に"make install"したほうが良いと思う。
実際に下記のinstallをやってみたが、share/などの不必要な実行ファイルがインストールされない分、若干サイズが小さくなった。

http://www.postgresql.jp/document/pg803doc/html/install-procedure.html
クライアント側のみのインストール: クライアントアプリケーションとインタフェースライブラリのみをインストールしたい場合、下記のコマンドを使います。

       gmake -C src/bin install
       gmake -C src/include install
       gmake -C src/interfaces install
       gmake -C doc install